拙政園
蘇州の世界遺産『拙政园』。入園料70元。
拙政園は、明代の正徳~嘉靖年間(16世紀初頭)に官僚の王献臣によって造られた蘇州四大名園のひとつ。王献臣は官僚を追放され、故郷の蘇州に戻った。そのことにより愚かなものが政をつかさどるという意味で「拙政」と名をつけたという説がある。
面積約5ヘクタールの拙政園は蘇州で最大の庭園。8年の年月を費やして造られた。拙政園は、東園、中園、西園の三つの部分に大きく分けられ、水をテーマに造られた庭園で7割が水、全体の約5分の3を大小の蓮池が占めている。蓮池の周りに東屋、橋、回廊、緑が水面に映って美しい景観を構成し、その極まりがまさしく「遠香堂」を主体とする中園で、夢のような空間を感じさせる。中国古典文学名作の「紅楼夢」の舞台がここをモデルとしたと言われてる。
西園には「盆景園」があり、そこには蘇州流盆栽の優秀な作品50以上、約1万の種類の盆栽が集められている。
キレイなお姉さんがポーズを決めて写真を撮ってました。
運が良ければこんな風景に出会えるかも!?
水が7割というだけあって池も長い!!
メモ
他の庭園と違い、水の割合は多かったです。広さもかなりありました。観光客もかなりたくさんいて、一番多く欧米人を見かけた庭園でもありました。但し、入園料も他の庭園に比べて少し高めなので、個人的には獅子林の方が珍しさもありオススメです。
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