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漢院より再出発 ~講師の声ご紹介~

   

漢院会員の皆さま、ご無沙汰しております。2023年、目標のために漢院を離れていた中国語講師呉凡と申します。今年9月に復旦大学国際中国語教育学科の大学院生として上海に戻り、漢院での講師の仕事にも復帰する予定です。

これまで自身も漢院に育ててもらった経験から、漢院が、上海において、伝統ある中国語学校であることを皆様にもぜひ知っていただきたいです。今回、このような機会をくださった、親愛なる宋先生や同僚たちに心から感謝します。

私が日本語専攻から国際中国語教育修士に転向することを決めた理由は、間違いなく漢院での仕事での経験によるものです。ひとつは漢院の講師育成メカニズムが私を国際中国語教育という分野に導き、迅速に成長させ、そしてこの分野に対して強い関心を抱かせてくれました。もう一つは、この6年間の経験全てが「学と教」であり、会員の皆さまとの「師であり、友でもある」という関係が私を励まし、大学でより専門的な中国語教師になる学びを得たいという強い気持ちにつながりました。

漢院の充実したトレーニングは、まず言語学知識(音声、文法など)及び授業のやり方までの理論的なレッスンを経たのち、漢院のオリジナル教材を中心とした模擬授業というトレーニングに進みます。

私たち実習講師は、全4冊の教材に基づいた模擬授業を完了する必要があります。教務責任者が模擬授業について指導と修正意見を提供し、すべての模擬授業を完了し、合格して初めて、実習講師は正式授業を行うことができるのです。

次に、教育の品質管理についてお話しします。実習講師の授業については、教育専門家の観点から、授業のノートと一部の授業録音を教務責任者がチェックし、授業の品質を確認し、適宜アドバイスを提供します。

漢院の受付スタッフは、会員の皆様の授業満足度や、個人的なニーズをタイムリーに収集し、経験の浅い実習講師に対して改善点や授業の重点や方向性を示しています。

上述のことは、教育の側面からだけでなく、学習者の視点からも授業の改善の方向

を提供しています。この厳格な制度は、厳格でありながら友好的な校長の宋先生、教務責任者の劉先生、顧先生、および受付の責任者の席さんによって実施されています。励ましと寛容さが溢れる職場環境で、皆が一体となってより良い学びが継続的に提供できるようにしています。先輩の指導のもと、同僚とも良き関係となり、自身のチームワークとコミュニケーション能力も大幅に向上しました。仕事自体が単なる義務ではなくなると、仕事の意味がより輝きを増していきました。「本当に良い仕事に就いたな、本当に良い会社に入ったな」と感じることがよくありました。これらの経験から、大学三年生から始めた実習講師という状態から、一人前の教師に成長しました。

漢院は、上海の外国人駐在者にとっての第二の故郷、第二の家を目指しています。この理念の下、漢院は会員の皆様が中国での生活に適応するのを助けることを喜んで行い、できる限りのことをしています。このような雰囲気の中で、教師と学生の関係は師であり友であると私は感じています。特に、大学を卒業したばかりの若者が、自身の年齢よりも年上の会員皆様と行う授業は、自ら学ぶことも多いです。漢院での6年間で、多くの友人とも出会い、彼らからも多くのことを学びました。

このような双方向の「教と学」の中で、異文化交流の中でこの職業の楽しみを心から感じたのち、私は再びキャンパスに戻り、理論を用いて実践の問題を解決し、その結果を理論にフィードバックして、もっと専門的で、優秀な国際中文教育人になることを決めました。

2024年9月、再び漢院にて、新旧の会員の皆様との再会を楽しみにしています。そして、勉学と共に皆様に満足していただける中国語の授業を提供できるようにがんばります。

                                              呉凡           

2024年7月  

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