団体旅行78カ国追加解禁 浦東空港の利用者7万人超
中国政府は8月10日(木)、新型コロナウイルスの感染拡大後に停止していた日本や米欧、韓国など世界78カ国、地域への団体旅行を新たに解禁することを発表した。
中国ではコロナ政策の変更を受け、今年2月以降に計60カ国への団体旅行を解禁していたが、日本は対象外だった。今回は日本を含む68カ国が解禁対象となり、団体旅行が可能な国は計138カ国に増えた。政府の解禁発表後大手旅行会社のサイトでは、検索率が前日比20倍になり、国慶節休暇の海外旅行者が急増すると予想されている。特に人気の行き先は、日本とオーストラリア、トルコだという。
また、上海市浦東新区にある浦東国際空港で6日(日)、1日の出入国者が、3年余りぶりに7万人を突破した。1日(火)~11日(金)まで、各航空会社の韓国や日本行きの便が増加し、現在同空港には毎日平均330便が発着。夏休みを海外で過ごす人が多かった。
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