中国高速鉄道が電子乗車券を導入、来年にも全国で普及
高速鉄道が電子乗車券を導入、来年にも全国で普及
このほど北京で「スマート高速鉄道発展と京津都市間鉄道(北京~天津)開通10周年フォーラム」が開かれ、その席で中国鉄路総公司の責任者は、今年8月8日より時速350キロの新型高速鉄道「復興号」を迎え入れることを発表した。また復興号は2019年に京張高速鉄道(北京~張家口)に投入される。さらに電子乗車券も試験的に取り扱い、来年にも全国に普及させる見通しだ。
中国鉄路総公司の責任者は今年1月2日にはすでに電子乗車券の提案をしていた。鉄道当局は近年、電子乗車券の研究に取り組んでおり、鉄道輸送の特徴に合った電子乗車券制度を打ち出し、旅客の移動の利便性を高めることになる。
電子乗車券を利用する乗客は携帯電話や身分証をかざすことで直接駅構内に入り乗車でき、紙の乗車券を受け取る必要はない。来年にも全国の高速鉄道で普及する見通しだ。
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