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ロマンチックなお散歩にぴったりの公園

   

上海市内の公園には必ず「猫阿姨(ねこおばさん)」がいる。ニュースサイトやSNSを閲覧していると、「長年◯◯公園でねこの世話していた猫阿姨が転居」「これまで1,800匹に里親を見つけたある猫阿姨の功績」など、猫阿姨に関するさまざまな記事が日常的に掲載される。公園ねこと猫阿姨は、市民にとって一般的な存在なのだということがわかる。

上海市街地で公園ねこが多い場所といえば「复兴公园 fù xìng gōng yuán 」だ。1909年にフランスによって造られた、上海最古の西洋式公園である。開園当時の名前は顧家宅公園で、1944年に大興公園と改名した後、1946年に現在の名前になった。開園当初はフランス人以外の立ち入りが禁じられたことから「法国公園」(フランス公園)の別名で呼ばれた。現在も中国で唯一、フランス風の庭園をもつ公園として知られる。バラ園や噴水広場のほか、中国式の石の築山とハスが咲く池のエリア、マルクスとエンゲルスの像、子供向けの遊具コーナーなどがあり、平日でも雨の日でも多くの地元住民が集っている。

最近気温が徐々に上昇し、「复兴公园玫瑰园 méi guī yuán 」バラ園内のバラ科イノバラの開花が最盛期を迎え、各種のコウシンバラ、マイカイ、イノバラなどの花々10種16300株のバラが色とりどりに咲き誇る。

复兴公园

住  所:上海市雁蕩路105号

営業時間:24時間

子供向けの遊具コーナーは週末のみご利用できます

料  金:入場無料

行き方:漢院を出て左へ歩いて2分

皋兰路入口からすぐバラ園が

見えます

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