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連休コース体験者からのレター

   

「谢谢,拜拜 再见」

 

私は現在、台湾にいます。

台湾の空の下で、上海を懐かしんでいます。

 

初めて漢院に行った理由は簡単で、

上海の街に興味があったから

授業の費用がリーゾナブルだった

 

からでした。中国語を学び始めたのは台湾の友人と話したいと思ったからです。何もわからない状態から習い始め、四声に戸惑い、簡体字に笑い(開の字などはどう見ても「鳥居(开)」にしか見えない)、しかし、購入した中国語の歌のCDは全く聞き取れない・・あたりで、ネイティブの会話を聞きたいと思いました。

 

そんな時、ネットで調べた漢院の授業方法に魅力を感じて、初回の授業を受けました。

いいなと思ったのは、初めから終わりまで授業が普通語で行われることです。日本語不可なので、逃げ場がありません。先生の質問が全く聞き取れず、「ごめんね 听不懂」とつぶやいていました。先生は、とても熱心に指導してくれました。発音がきれいなのはもちろんですが、感動したのはその聞き取り能力です。私たち生徒の不十分な発音を一生懸命聞き取って、理解しようとしてくれる。その姿勢がとても嬉しかった。

 

最初に授業を受けた日はほとんど聞き取ることができず、今後どうなるのか、授業が終わってから次の日が不安でしたが、2日目からはほんの少しずつですが、慣れてきました。日を追うごとに、先生の話している内容を聞き取ることができるようになり、予習・復習することが楽になってゆきました。午前・午後と授業を受け、9時から15時まで、じっくり中国語と向き合うことができました。

 

学校から徒歩20分程度のところにホテルを借り、行きと帰りは上海の街を満喫しました。大勢の大団歩道の人待ち、広い道路、ブランド店の数々・・・学校はとても華やかな大通りから一つ・二つまがった街路樹の通りにありました。並びはカフェや保育園で、静かな環境です。すぐ近くには有名な焼小龍包屋があり、すぐに仲良くなった同学と、お昼ご飯を楽しみました。

 

学校は開放的な雰囲気で、(私にとっては開く時間が9時で多少ゆっくりでしたが)気の向いた時にはいつでも足を向けて顔を出すことができ、校内で勉強する場所もあり、とてもありがたかったです。先生方は若い女性が多く、クラスの男性陣はそちらも、とても喜んでいました。

 

でも、若くて美人だからと言って、授業がソフトだったわけではありません。私のクラスでは教科書をもとに、まず単語を読み、先生が単語の説明をしてくれます。その単語を使って文章を作ったり、自分の考えを述べたり、すべて中国語で行うことを要求されて、腸ねん転を起こしそうになりました。(あくまで気分的に、ですが。)でも、楽しかった。同学と寸劇をしたりもしました。

 

同学は年齢、仕事、学習の目的、学習履歴、聞く能力、話せる能力はまちまちでしたが、話せる人は離せない人を助け、聞き取れる人は聞き取れない人にこっそり耳打ちし、授業を受けるごとに親しくなってゆきました。いつも同じカテゴリーの人間で仕事しているので、日頃とは全く違う環境も、私にとってはとても刺激的でした。教室に置かれた、贅沢なソファにすわって受ける授業は、ノートを取るのには少々不便でしたが、同学全員の顔が見え、コミュニケーションをとるのには最高でした。

 

 

お昼ご飯、お茶の時間、学校主催のパーティと、盛りだくさんの楽しみの中、あっという間の一週間でした。

 

2度目は町にも慣れてきて、もっと楽しめました。同じ学校に通うメリットは、自分の学力を学校側が把握してくれているだけでなく、自分の学力アップを実感できることです。同学たちとの再会も嬉しい。語学を学ぶのには自分のレベルをある程度正確に把握する必要があります。学校はそれを助け、また高めてくれました。

 

機会があったらまたお邪魔します。

皆さん、本当にありがとうございました。

 

 - 体験者の声